国民年金は、日本に住んでいる20歳以上60歳未満の全ての人が加入する義務がある公的年金制です。最近流行りのiDeCoも、国民年金に加入していないとできません。どうせ払うのであれば、お得なほうがいいですよね?近年では、国民年金もクレジットカードで納付することができるようになりました。
ここでは、国民年金をクレジットカードで納付する方法やメリット、注意点についてご紹介します。
国民年金をクレジットカードで納付する方法
まず、クレジットカードで納付する申請を出さないといけません。日本年金機構のWEBサイトで『国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申請書』をダウンロードし、必要事項を記入の上、お近くの年金事務所の窓口に提出(または郵送)します。窓口に提出する場合は、運転免許証とマイナンバーカードを持っていくと、手続きがスムーズに行えます。
前納で約1万5,000もお得に!
前納する期間 | 毎月納める
場合の納付額 |
前納した
場合の納付額 |
割引額 |
---|---|---|---|
6カ月分 | 99,660円 | 98,850円 | 810円 |
1年分 | 199,320円 | 195,780円 | 3,540円 |
2年分 | 398,400円 | 383,810円 | 14,590円 |
※表の納付額や割引額は令和3年度の保険料を納税した場合の金額となります。
国民年金の保険料はまとめて納めることができます。これを保険料の前納制度といいます。保険料を前納した場合はその期間に応じて、保険料が割り引かれます。前納する期間が長いほど割引率が高く、2年前納で約1万5,000円もお得になるのです。
クレジットカードで支払うメリット
クレジットカード支払いのメリットにはいくつかあります。それぞれ詳しく説明していきます。
ポイントが貯まる
クレジットカードで納付すると、納付額に応じてポイントが加算されます。ただし、クレジットカードの種類によっては、ポイント付与の対象外になるので注意が必要です。
払い忘れ防止
国民年金の納付は、国民の義務であるため未払いが続くと、財産の差し押さえもあります。しかし、クレジットカード納付であれば、自動的に引き落とされるため、未払いを防ぐことができます。ただし、支払日に引き落とし口座にお金があるか確認をしておきましょう。
クレジットカードで納付する際の注意点
申し込み期限がある
前述のとおり、クレジットカードで納付するためには、事前の申請が必要で、割引を受ける前納は申し込み期限が決まっています。申し込み期限は毎年2月末です。申請書を郵送する場合は、必着日に注意してください。
支払い回数は1回払いのみ
クレジットカード納付の支払い回数は、1回払いのみです。分割払いやリボ払いなどはできません。前納払いをする場合、ある程度まとまった金額が必要なので、注意してください。
国民年金をクレジットカードで納付すると〇万円もお得に!
前納とポイント対象のクレジットカードを使うことによって、最大約1万5,000円+ポイント分がお得になります。国民年金の納付は義務です。どうせ納付するのであれば、お得に納付しましょう。
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